魚が水揚げされ、食卓に並ぶまでを実感してもらおうと、松山市清水町3丁目の清水小学校で3日、愛南町の漁港と学校をライブ映像でつなぐ「ぎょしょく双方向遠隔授業」があった。4年生74人がスクリーンに映し出される出荷風景を興味津々に見つめ、食の大切さや県内の水産業を学んだ。
遠隔授業は町と小学校、愛媛CATVが実施。久良漁協(同町久良)の竹田英則組合長が、朝締めのブリを箱詰めしてトラックに積み込む様子を中継。養殖ブリの餌を実物を示して説明したり、「ブリとハマチの違いは」といった児童の質問に答えたりした。